無垢以外、自然塗装以外のフローリング
無垢でない複合合板フローリングや、無垢であってもウレタン塗装をしたフローリングは、 様々な化学物質を空気中にばらまいている可能性があります。 下表は厚労省が指針値を定めた、人に有害と認められている13品目の化学物質です。 ヨーロッパなどではこれ以外の化学物質でも有害とされているものが数多くありますが、 日本では13品目です。 しかも、何故か規制の対象はホルムアルデヒドとクロルピリホスの2品目だけです。 この2品目が、一定の量を超えなければ「★★★★」(フォースター)になり、怒られずに済みます。 ちょっと不可思議。
自然塗装無垢フローリングについて
自然健康塗装無垢フローリング使用上の注意点
当社の自然健康塗装無垢フローリングは、無垢材のため非常に耐久性に優れており、 また自然塗料の採用で有害な化学物質を空気中に放出致しませんので、安心してご使用頂けます。 本フローリングをいつまでも美しく快適にご使用頂くため、次の点にご注意ください。
- 天然木のため、木目や色合いが一枚ずつ異なります。
- 床に水や洗剤、灯油、薬品、コーヒー、醤油等をこぼしたまま長時間放置しますと変色、シミ等の原因となりますので、すぐに拭き取ってください。
- 化学モップや化学雑巾を長時間放置すると変色の恐れがありますので注意してください。
- 火のついたタバコを落とした場合はすぐに取り除いてください。こげ痕がつくと取れなくなります。
- 直射日光、ホットカーペット、ファンヒーターなどが長時間あたると、日焼けによる変色や乾燥による継ぎ目の隙間の原因となります。
- キャスター付の家具を繰り返しご使用になったり、いすなどを引きずると床表面を損傷する恐れがあります。
- 軽いきずや白濁等のしみが出来た場合は、市販の自然塗料対応ワックスでよく磨いてください。きずやしみが目立たなくなります。
無垢フローリング施工の注意点
- 湿気の多い所、直射日光の当たる所での保管は避けてください。
- 施工1週間位前に開梱し、環境になじませてください。
- 床下の防水を施してください。
- 充分な換気口を設けてください。
- 通常、無垢フローリングは直ばりには適しません。必ず、根太ないし捨て貼りをご使用ください。直ばりをご希望の場合は、電話でお問い合せ下さい。
- 捨て貼りの場合は12mm以上の耐水合板を使用してください。
- 湿気の多い場合は、根太と捨てばりの間に、防水シートを敷いてください。
- 釘は40mm以上のスクリュー釘、接着剤はアクリル系弾性接着剤をおすすめします。接着剤は一列目に使用し、以降は釘だけでかまいません。
- 壁部から3mm以上の隙間をあける様にして下さい。
- サネは強くたたき込みすぎないようにして下さい。膨張時の浮き上がりを防ぐため、名刺一枚分程度隙間が空くようにします。
- 傷を付けた場合は、サンディングペーパー(#400)で軽く磨き補修用塗料(別売)を塗って下さい。
フローリングの構造
当社のフローリングは全て無垢のフローリングです。 無垢には様々な欠点もありますが、やはりフローリングは無垢が一番です。 耐久性、感触、フローリングとしての機能(調湿、調温など)どれをとっても 合板複合フローリングより上です。 見た目も、2〜3年目以降は無垢の方が良いです。 キズがついても、無垢なら簡単に補修出来ます。 ここでは一般的なフローリングの構造について説明します。
材の構造
フローリング材の材質には、無垢板の「単層フローリング」と、合板の上に突き板(木の薄い板、0.3ミリから0.6ミリ位)を貼った 「複合フローリング」の2通りがあります。 単層フローリングは無垢板なので耐久性はありますが、木の収縮で反りやくるいが 生じる可能性があります。複合フローリングは、反りやくるいは生じにくいですが、耐久性に劣ります。また、接着剤による VOC の発生がさけられません。
製品のタイプ
1枚ずつの「フローリングタイプ」と2枚以上が合わさった「フロアータイプ」、寄せ木貼りや市松模様 四角材の「ブロックタイプ」などがあります。 無垢板はフローリングタイプ、合板突き板貼りは「フロアタイプ」が通常用いられています。
接合部の構造
図のような、フローリングをつなぎ合わせるための、凹凸(または雄雌)加工のことを本実(ほんざね)と言います。 接合部が強くなるように、各ピースの巾方向、長さ方向に接ぎ加工が施されています。 床の密閉性が良くなるという効果もあります。 さね接ぎとあいじゃくりがありますが、現在は通常さね接ぎを用いるのが一般的です。
フローリング床下の構造と簡単な補修の仕方
床下の構造
フローリングがはられている床下の構造は、次のような種類があります。
根太ばり
大引の上に根太を打ちつけ、その上にフローリング材を釘止めする方法。 一般木造住宅によく使われています。
捨てばり
根太の上に下地として合板を捨てばりし、その上に床材をはります。 ツーバイフォー住宅や一般住宅に使われます。
じかばり
マンションなどのフローリングに使われる方法で、モルタルなどの床に直に接着剤で フローリング材を貼ってあります。 この工法は無垢のフローリングにはすすめられません。
フローリングの簡単な補修の仕方
きしみや床鳴りをなおす方法
床板がぎしぎしときしむ床鳴りは気になるものです。
フローリングが浮いているのが原因でしたら、自分でも直せる事がほとんどです。
浮いている床板に頭をつぶしたくぎを打ち、くぎ締めで頭が出ないようしっかりと
打ち込みます。仕上げは、パテを埋めて補修用塗料を軽く塗っておきます。
パテを埋めたところは塗装前にパテを良く削り取り平らにしておきましょう。
無垢材フローリングを床暖房に使う
床暖房に使う場合、無垢材は狂い・隙間・割れが発生する恐れがあります。 それを抑制する為の注意点は下記の通りです。
床暖房を使用しますと、フローリングの含水率は6%程度に下がります。 そうするともともと11%前後の含水率(標準の平衡含水率)だったと仮定しますと、 通常の木は1〜1.5%程度縮みます。90mm巾であれば約1mm縮む事になります。 チークのように収縮率の低い木もありますが、ほとんどのフローリング材は1mm前後動くと思ってください。 そこで床暖房でフローリングの収縮を最小限に押さえるには、 よく乾燥した時期に施工するのが重要なポイントと思われます。 含水率が低いため、その分収縮が小さくなります。 その場合梅雨時は膨張して波打ったりする事もありますが、その時は床暖房をオンにしてフローリング材を 乾燥させ、落ち着かせます。ほとんどの木は、1年程度経過すると、落ち着いて動きが小さくなります (ヒステレシス効果)ので、2年目以降は安心です。 施工の際には、裏面及びサネ加工部分にウレタンを塗れば、収縮を押さえる効果があります。 直にフローリングを施工するのではなく、 床暖房との間にコンパネを捨てばりすればより安全です。 無垢材はその性質上、どうしても狂いが生じる恐れがあります。 特に暖房で熱が加わる場合には、 安定した物性を持つチーク材(次いでナラ材等)を選ぶのが無難ですが、 うまく含水率をコントロールできれば、どの樹種でも大丈夫かもしれません (すみません。まだデータが十分でありませんので、「かもしれません」になります)。
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