気になる「木」といっても、どこぞの大手世界企業が宣伝に採用しているあの「気になる木」の事ではありません。「木」に関する事で、気になる事、以外な事、参考になりそうな事などを集めた(集める予定の)ページです。 ご意見がありましたら、ここに mail: postmaster@sun-wood.com メールください。

4. 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律

第174回通常国会において「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」(平成22年法律第36号)が成立し、5月26日公布されました。 我が国では、戦後、造林された人工林が資源として利用可能な時期を迎える一方、木材価格の下落等の影響などにより森林の手入れが十分に行われず、国土保全など森林の多面的機能の低下が大いに懸念される事態となっています。 このような厳しい状況を克服するためには、木を使うことにより、森を育て、林業の再生を図ることが急務となっています。 本法律は、こうした状況を踏まえ、現在、木造率が低く(平成20年度7.5%床面積ベース)今後の需要が期待できる公共建築物にターゲットを絞って、国が率先して木材利用に取り組むとともに、地方公共団体や民間事業者にも国の方針に即して主体的な取組を促し、住宅など一般建築物への波及効果を含め、木材全体の需要を拡大することをねらいとしています。
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3. 早生樹植林

10〜25年位で伐採して何かに使える、普通の木よりずっと早く育つ木を早生樹と言います。 ファルカタ、グメリナ、アカシア、ユーカリ、ラジエターパインなどがあります。 日本や中国のキリ(桐)もその一種といえそうです。 日本の木材消費は 2項で述べたように年間1億M3と言われています。 もし地球の全人口が日本人並に木を消費したらどうなるのか、ちょっと恐ろしいです。 実は、早生樹は早く育つと同時に、二酸化炭素を吸う量(炭素固定能)も結構なものです。

樹種名成長速度
(m3/年/ha)
炭素固定能
(ton/年/ha)
アカシアマンギウム3511.9
ファルカタ6010.8
グメリナ6016.5
ユーカリ5016.5
エリオットパイン258.6
チーク(参考)175.6
ヒノキ(参考)4.50.8
スギ(参考)101.8

「だったら一石二鳥じゃない。どんどん早生樹を植えたら良いのに。」 となりそうですが、なかなか難しい。 例えばファルカタやグメリナです。 1haで60m3ということは、金額にすると、年間数千ドルが良いところでしょう。 焼畑して野菜やトウモロコシやパームヤシを植えたり、畜産をやれば、その10倍以上になりそうです。 植林は土地の持ち主にとっては何の魅力もありません。 ではボランティアで植えようか、といっても、 いったい誰が間引きなどのメンテナンスをするのか、 誰が伐採して利用できるところまで運ぶのか、 と考えるとそう簡単な話ではないことが分ります。 「自然保護!」と声高に叫んだり、「グリーン購入法」に従うだけでは この難問は解決できそうもありません。

2. 日本の木材消費(需要)

日本は年間約1億M3の木材を消費しているそうです。 1M X 1M X 1M のものが1億個。 驚くべき量です。 世界の木材供給量は33億M3と言われていますから、その約3%になります。 日本は2千万M3の木材を生産しており、自給率は約20%です。 8千万M3を世界各地から輸入しています。 輸入量もすごいですが、2千万M3も自給できる事も驚きです。 実は、日本は毎年1億M3の木材、消費量の全てを生産しても森林が減らないだけの資源があるというのです。 森林面積が国土の67%位(2千5百万ha強)で、割合で比較したら熱帯雨林を有するインドネシアより上です。 でも、悲しい事にコストの問題などで木材の生産が十分に出来ない。 計画的に一定量の木を伐採しないと森林の保全ができない事を考えると、ずいぶん無駄をしている事になります。 この辺は何とかならないのでしょうか。 (数字は2006年のデータを基にしています。)

1. 中国華東地区(黄河と長江の間)の林業

いつの間にか中国は世界最大の木材製品輸出国になっていました。 輸入ばかりと思っていたら、今やすごい量を輸出しています。 中国では1983年からイタリーポプラの植林を始めました。 イタリーポプラは10年くらいで伐採・植林を繰り返す事が可能だそうです。 そのイタリーポプラを主原料にして、驚くべき量の木材製品を生産しています。 2005年には

輸出入の金額はと言うと、2005年度で